脳腫瘍について
脳腫瘍はその名の通り脳内に腫瘍が出来る病気で、10万人に対して12人の割合で発生すると言われています。腫瘍が小さいうちは、特に自覚症状も無いのですが、大きくなってくると脳内を圧迫し、慢性的な頭痛、吐き気、場所によっては視覚障害、言語障害、難聴や運動機能障害といった様々な症状を引き起こします。
また、脳腫瘍は幾つかに分類する事が出来、良性のもの、悪性のもの、腫瘍が肥大していく膨張性、周りの正常な細胞を置き換えるように成長する浸潤性などが存在します。
治療にあたっては、外科手術や放射線治療あるいは、薬剤による化学治療などが挙げられ、脳腫瘍の種類によって治療法が変わってくるようです。
腫瘍が良性であれば、摘出する事で完治も可能(但し、高度な技術は必要)ですが、悪性の場合、その治療は困難なものになります。腫瘍が正常な細胞と入り乱れた状態だと、腫瘍だけを取り除くのが不可能となってしまいます。
かと言って、残しておいたのでは再度成長を始めてしまう為に手術の意味がなくなってしまうので、この場合はある程度の後遺症を覚悟で治療にあたらなければならないようです。ただ、後遺症が残る状態でも良いほうで、中に
は悪性グリオーマなどのように治療も難しい腫瘍もあり、この病気になってしまうと平均余命は1年程度と言われています。国によっては、悪性腫瘍と判断された時点で治療を断念する場合もあるようです。
このように恐ろしい脳腫瘍ですが、特効薬のない現在では、対抗策として早期発見と早期治療しかないかと思います。どんな危険な病気でも、進行が進む前であれば治療し治る可能性は高くなります。他の脳の病気同様に、年に1度くらいは検査をしても良いのではないでしょうか。